確認済証の写し
公開資料に記載のある書類/根拠:自治体の公式ウェブページ
- 位置づけ
- 確認済証
- 条件
- 大阪府(保健所設置市9市を除く)
- 取得・作成
- 特定行政庁または指定確認検査機関
- 注意
- 大阪府は必要書類を「建築物の検査済証(確認済証)の写し」と、検査済証のあとに確認済証を括弧で併記する形で記載しています。括弧併記であるため、どちらでもよいのか、検査済証がない場合に限るのかは公開資料からは読み取れません。実際の取扱いは管轄の保健所にご確認ください。
- 宿カギの対応
- 取得の進め方を案内できる
出典:旅館営業許可申請書(申請案内・申請に必要なもの)(大阪府)
宿カギの実務メモ(大阪府)
宿カギの補足 — 以下は自治体の公開資料の記載ではなく、宿カギが実務で得た見立てです。
大阪のような都市部では、検査済証がない物件について、建築士が建築基準法適合状況調査報告書(12条5項報告書)を作成し、検査済証に代わる書面として用いる進め方を宿カギでも実際に扱ったことがあります。ただしこれは別の自治体での事例です。大阪市の建築部局(計画調整局建築指導部)は、200㎡を超える用途変更について「検査済証を取得していない場合は、建築士に既存建築物が建築基準法に適合しているかを調査していただき、必要に応じて改善工事を行い、建築物が適法であることを本市に報告していただく必要があります」と公表しています。これは建築基準法の手続き(建築レーン)であって、旅館業許可の添付書類として位置づけられているわけではありません。同じ資料は「法適合性が確認できない既存建築物は、用途を変更することはできません。」とも書いています(「建築基準法適合状況調査報告書(12条5項報告書)」という名称までは用いていません)。使えるかどうかは窓口の判断によりますので、事前協議の場で確認されることをおすすめします。
あわせてお伝えしたいことがあります。その事例では報告書を作成・納品して完了しましたが、報告書が仕上がったことと旅館業の許可が下りることは別です。建築基準法まわりの書類がそろうことは、許可に向けた一つの段階にすぎません。
大阪市は事前届出が加わるぶん、府の管轄より手続きの段取りが多くなります。書類を集め始める前に、どちらの窓口かをまず確かめておくと、手戻りが少なくなります。
※ いずれも過去の個別案件での経験に基づくもので、同じ結果を保証するものではありません。