検査済証明書(建築部局が交付)
公開資料に記載のある書類/根拠:自治体の申請手引き
- 位置づけ
- その他
- 条件
- 既存施設で、建築当時と施設に変更がない場合
- 取得・作成
- 建築部局(特定行政庁)
- 注意
- 道立保健所の「旅館業許可申請に必要な書類等」(作成日 令和6年2月5日)は、検査済証の写しについて「既存施設にあっては、建築当時と施設に変更がない場合は建築部局から当該施設に関する『検査済証明書』の交付を受けてその写しを提出してください」としています。北海道の資料では「建築台帳記載事項証明書」という語(頭に「建築」が付く形)は使われていません。ただし室蘭保健所は添付書類一覧で「検査済証交付証明書・台帳記載事項証明書」、富良野保健所は「台帳記載事項証明書」と、頭の「建築」が付かない形を用いています。呼び名は保健所ごとに違うので、窓口の資料に出てくる語で照会してください。ただし「検査済証明書」は保健所側の資料での呼び方で、建築部局側の正式な名称は建築基準法施行細則第13条第1項に基づく「確認済証等交付証明等」です(倶知安保健所の書類一覧はこの正式名称で掲げています)。まず管轄の建設管理部に、対象建物について交付を受けられる証明の種類を確認してください。
- 宿カギの対応
- 取得の進め方を案内できる(交付するのは建築部局です。宿カギが発行することはできません)
出典:旅館業の許可申請について(添付PDF「旅館業許可申請に必要な書類等」作成日令和6年2月5日、「旅館を始める皆さんへ」作成日R5.6.20、北海道岩内保健所)(北海道(後志総合振興局・道立岩内保健所))/旅館業(「(R8修正)旅館業申請時の書類一覧」+「建築士による証明書の参考様式」を配布/ページ更新日 2026年6月29日)(北海道 後志総合振興局保健環境部保健行政室(倶知安保健所))/旅館業営業の許可申請について(添付書類⑧に検査済証交付証明書・台帳記載事項証明書を併記)(北海道 胆振総合振興局保健環境部保健行政室(室蘭保健所))
宿カギの実務メモ(北海道)
宿カギの補足 — 以下は自治体の公開資料の記載ではなく、宿カギが実務で得た見立てです。
宿カギの連携建築士は札幌に拠点があります。過去の対応では、依頼者が東京で建築士が札幌という距離が、図面作成などの工程でスピード面の不利になった例がありました(そのため図面まわりが地元の専門家に移ったことがあります)。北海道の物件については、その距離の問題が起きにくい状況です。
もうひとつ、これまでの対応から言えることがあります。検査済証や図面が見つからない物件でも、販売時の資料や写真などをもとに、まず書類ベースで建築基準法への適合を確認できないか検討したことがあります。一方で、寸法の入った現況図がない場合には実測に基づく現況図の作成が別途必要になり、机上では完結しないこともありました。どちらになるかは物件の資料の残り方によって変わるため、早い段階で手元の資料を確認することをおすすめします。
なお、これらはいずれも過去の個別案件での経験であり、同じ結果になることを示すものではありません。
※ いずれも過去の個別案件での経験に基づくもので、同じ結果を保証するものではありません。