建築確認台帳記載事項証明書
公開資料に記載のある書類/根拠:自治体の公式ウェブページ
- 位置づけ
- 台帳記載事項証明
- 条件
- 山口県。下関市・宇部市・山口市・萩市・防府市・岩国市・周南市の建築物は、それぞれの市(特定行政庁)に照会することになります。
- 取得・作成
- 山口県土木建築部建築指導課(山口県または指定確認検査機関が建築確認をした建築物)
- 注意
- 山口県の建築指導課が「山口県では、証書の再交付に代えて、山口県が整備・管理する建築確認台帳の記載事項(建築確認済証や完了検査済証の交付年月日や交付番号 等)を証明する行政サービスを行っております。」として交付しているものです。検査済証等が交付されたのに現物を失った場合の受け皿で、台帳に検査済証の記載がない場合や年度の古い建築物では発行できないことがあります。手数料は1件700円です。ただし、この証明書を旅館業許可申請の添付書類として認める記載は、県・下関市・萩市・山陽小野田市のいずれの旅館業の公開資料にもありません。あくまで建築部局が公表している行政サービスです。
- 宿カギの対応
- 取得の進め方を案内できる
出典:建築確認台帳記載事項証明書の発行手続きについて(山口県建築指導課)(山口県(土木建築部 建築指導課))
宿カギの実務メモ(山口県)
宿カギの補足 — 以下は自治体の公開資料の記載ではなく、宿カギが実務で得た見立てです。
山口県は、公開されている情報が全国でもかなり少ない県です。手引きの冊子をどこも出しておらず、読めるのは申請書の様式の添付書類欄と、萩市のページ本文だけ。したがって準備は「様式を開いて添付書類欄を読む」ところから始まります。
検査済証については、県も下関市も萩市も山陽小野田市も「(検査済証が交付された場合に限る。)」という条件付きで書いています。この書き方は、交付されていない建物があることを前提にしているようにも読めますが、ではその場合に何を出せばよいのかは、どの資料にも書かれていません。ここが山口県のいちばん難しいところです。
一点、注意しておきたいことがあります。下関市が令和8年5月28日の国通知を自サイトに掲示しているため、200㎡以下の用途変更で建築士による証明書という道が見えます。ただし下関市が掲示しているのは通知そのもので、市の添付書類の定めにこの証明書は入っていません。「通知に書いてあるから出せば通る」とは限りません。市の窓口に確認してから動いてください。
検査済証が交付されているのに現物がない場合は、県の建築指導課が建築確認台帳記載事項証明書を出しています。ただしこれも旅館業の添付書類として認めるという記載はありません。宿カギがこれまで扱ってきた案件でも、公開資料が薄い自治体では、窓口が何を見ているかを早い段階で確かめることが結果を左右しました。
※ いずれも過去の個別案件での経験に基づくもので、同じ結果を保証するものではありません。