建築台帳記載証明書等の確認検査を受けたことを証する書類
公開資料に記載のある書類/根拠:自治体の申請手引き
- 位置づけ
- 台帳記載事項証明
- 条件
- 県手引きベース(北部・中部・南部・宮古の各保健所)。八重山保健所の自所ページには代替の記載なし
- 取得・作成
- 各土木事務所/建築主事を置く市(那覇市・浦添市・宜野湾市・沖縄市・うるま市)
- 注意
- 県手引き(令和6年6月)の必要書類(7)が、検査済証の写しがない場合の書類として挙げているものです。営業施設の所在地を管轄する各土木事務所(建築主事のいる市の場合は当該市)に相談して取得します。沖縄県で建築主事を置くのは那覇市・浦添市・宜野湾市・沖縄市・うるま市の5市です。同じ文中で、確認検査を受けていない場合は「建築確認を受けたことを証する書類」という二段構えも示されています。
- 宿カギの対応
- 取得の進め方を案内できる(交付するのは土木事務所・建築主事を置く市です)
出典:旅館業許可申請の手引き(令和6年6月)(沖縄県保健医療介護部薬務生活衛生課)/旅館業(中部保健所)(沖縄県 中部保健所)/宿泊施設に関すること(宮古保健所)(沖縄県 宮古保健所)
宿カギの実務メモ(沖縄県)
宿カギの補足 — 以下は自治体の公開資料の記載ではなく、宿カギが実務で得た見立てです。
沖縄県で最も実務的に大きいのは、同じ県内でも保健所によって「検査済証も台帳記載もない」物件の扱いが分かれることです。北部保健所は、その状態を前提にした理由書の様式まで公開しています。今回47都道府県を調べたなかでも、第3段まで公開様式で用意している例はほとんどありません。ただしその様式ファイルには、検査済証の写しの送付を受けるまでは営業許可を差し控えるよう求める平成18年2月23日健衛発第0223001号が併載されています。理由書を出せば許可が下りるという意味には読めないので、北部保健所への確認が要ります。一方で八重山保健所の案内には代替の記載自体がありません。物件がどの保健所の管内かで、進め方の見通しがかなり変わります。
もうひとつ気をつけたいのが、那覇市の建築物台帳記載事項証明書です。保健所の書類一式では検査済証の代替として併記されていますが、その証明書を発行する建築指導課は「確認済証や検査済証に代わるものではありません」と案内しています。旅館業の窓口で通るかどうかと、建築の窓口が何を証明する書類だと考えているかは別なので、事前に確認しておくのが安全です。
宿カギはこれまで、検査済証や図面が残っていない物件を書類ベースで進められないか検討した案件を扱ってきました。ただし遠方で現地調査・実測が必要になる案件では、地元の専門家に依頼するほうが費用と工程の面で合理的なこともあります。沖縄県の物件については、この見極めを早めにしておくことをおすすめします。
※ いずれも過去の個別案件での経験に基づくもので、同じ結果を保証するものではありません。