建築確認申請台帳記載事項証明書
公開資料に記載のある書類/根拠:自治体の申請様式
- 位置づけ
- 台帳記載事項証明
- 条件
- 長野県保健所所管区域。申出書の区分④で、検査済証(又は確認済証及び工事完了届)を紛失している場合に限る
- 取得・作成
- 特定行政庁(長野県建設部 各建設事務所/長野市・松本市・上田市は各市。岡谷市・諏訪市・塩尻市・飯田市は規模等により市)
- 注意
- 申出書の区分④(既存の当該用途営業施設で、過去に建築確認申請あり/今回用途変更なし)の注記として「ただし、紛失している場合は、建築確認申請台帳記載事項証明書でも可」とされています。適用は区分④に限られており、新築・増築(区分①)で検査済証を紛失した場合の代替は公開資料に記載がありません。長野県内でこの証明書を交付する窓口は一律ではありません。原則はその地域を所管する県の建設事務所(建築課又は整備・建築課)ですが、長野市・松本市・上田市は各市が建築確認を行っているため証明も各市へ問い合わせます。岡谷市・諏訪市・塩尻市・飯田市は小規模な建築物の建築確認を市が行っており、建設年度と建築物の規模によって県か市かが変わります。
- 宿カギの対応
- 取得の進め方を案内できる(交付するのは特定行政庁です。台帳に記載がない物件では発行できません)
出典:営業施設の建築確認についての申出書(Word様式)(長野県)/建築確認申請台帳記載事項証明書について(長野県建設部)(長野県 建設部)
宿カギの実務メモ(長野県)
宿カギの補足 — 以下は自治体の公開資料の記載ではなく、宿カギが実務で得た見立てです。
長野県の申出書は、今回調べたなかでも整理度の高い仕組みです。ただ、宿カギに寄せられる相談で取り違えが起きやすいのはここだと考えています。住宅などを宿に転用する計画は、建物がどれだけ古くても様式上は②か③に入ります。④(過去に確認申請あり・今回用途変更なし)や⑤(昭和25年以前)ではありません。台帳記載事項証明書で代替できるのは④の場合だけなので、「古い建物だから⑤や④だろう」と読むと、必要な手続きを取り違えます。
宿カギがこれまで扱った案件でも、確認申請や図面が残っていない物件を扱ったことがあります。まず手元の資料で書類ベースの確認を進め、必要に応じて写真等で補う進め方を取りましたが、寸法の入った現況図がない場合には実測に基づく現況図の作成が別途必要になり、机上では完結しないこともありました。
もうひとつ、県内でも長野市・松本市は別の窓口です。県のページで③の建築士による証明書を見つけても、両市ではその案内自体がありません。
※ いずれも過去の個別案件での経験に基づくもので、同じ結果を保証するものではありません。