確認済証の写し
公開資料に記載のある書類/根拠:自治体の申請様式
- 位置づけ
- 確認済証
- 条件
- 京都市。新築の建物や、用途変更の手続きなどがある場合
- 取得・作成
- 特定行政庁または指定確認検査機関
- 注意
- これは検査済証が見つからない場合の代替として案内されている書類ではありません。京都市のチェックリスト(2026-03-01版)は「検査済証、確認済証の写し(新築の建物や、用途変更の手続きなどがある場合)」と両者を並記しています。どちらでもよいのか、検査済証がない場合に限るのかは公開資料からは読み取れません。また括弧書きのとおり、新築や用途変更の手続きがある場合に限った書類とされている点にもご注意ください。用途変更に当たる場合は令和8年5月28日の国通知(健生衛発0528第1号・国住指第164号)①(用途変更する床面積の合計が200㎡を超える場合の用途変更に係る確認済証)と整合しますが、新築の場合は別の趣旨です。
- 宿カギの対応
- 取得の進め方を案内できる
出典:【参考】必要書類一覧チェックリスト(旅館業許可申請提出書類)(京都市医療衛生センター)
宿カギの実務メモ(京都府)
宿カギの補足 — 以下は自治体の公開資料の記載ではなく、宿カギが実務で得た見立てです。
京都で押さえておきたいのは、京都市が検査済証を「新築の建物や、用途変更の手続きなどがある場合」の書類として区分している点です。府の管轄では無条件の必要書類ですから、同じ京都府内でも出発点が変わります。古い建物をそのまま活用する計画であれば、京都市かどうかで準備が変わる可能性があります。
もうひとつ京都に固有なのが、京町家に関する書類区分です。建築基準法の施行以前に建てられた建物には、そもそも確認申請も検査済証も存在しません。京都市は、京町家として玄関帳場の特例を受ける場合に、京町家に当たることを登記等で示すよう求めています。これは検査済証の代わりになる書類ではありません。京町家を用途変更して宿にするときの建築基準法側の道は、市の「京都市歴史的建築物の保存及び活用に関する条例」による適用除外の制度のほうです(所管は都市計画局で、旅館業の窓口とは別です)。
宿カギがこれまで扱ってきた案件でも、確認申請や図面が残っていない物件を扱ったことがあります。その場合でも、まず手元の資料をもとに書類ベースで確認を進める進め方を取りましたが、寸法の入った現況図がなければ実測が必要になることもありました。
※ いずれも過去の個別案件での経験に基づくもので、同じ結果を保証するものではありません。